ウッドフェンスの製作  

 隣家との境界は市の条例などの制約が厳しいこともあり、新築時はブロックを積んだ上にアルミフェンスといった、無難なもので済ませてしまいました。

 でも、意匠的には”ブーッ!”

 お世辞にも「素敵(*^。^*)v!」とはいえませんわぁ〜

 そこで、木を用いた簡単な構造のフェンスを製作して、あら隠しをする事にいたしました。

 

 柱を地面から立てるのは面倒なので、ブロック面を利用して柱を固定することにしました。

 ブロックは中空になっているので、ふつうのアンカーボルトなどは使用できません。
 そこで、写真のような「中空セメント板用ボルト」なるものを使用して柱を固定することといたしました。

 このボルトは、ブロックにあけた孔に差し込んだ時に、写真上のようにさきっぽが開いて抜けなくなる構造をしており、ブロックの中空部にひかかるようになっています。(写真をクリックすると拡大します)

 柱は204材を張り合わせて使用しますので、 張り合わせたときにボルトの頭が邪魔にならないよう、座ぐりをしておきました。

 柱にあけた孔に現物あわせでブロックに孔をあけます。

 

 ボルトの先端を閉じた状態でブロックにあけた孔に差し込みます。

 

 ブロックの中に落ち込んでしまわないように、ナットをつけておきます。

 

 ナットを締め上げて固定完了!(^^)

 1800mmピッチで柱を立てました。

 ブロックの中空部は、100mmピッチで存在するので、100mmで割り切れるピッチなら問題ないようです。

 204材をコーススレッドで張り合わせて、柱を太く、頑丈にしました。

 

 柱はWRCを使用したのですが、フェンスの面は予算の関係上、SPFの104材でで妥協いたしました(^^ゞ

 腐ったら、また張り替えるまでです....ハハハ

 塗装はあらかじめキシラデコールを! 色は定番のウォールナット色です。

 SPFに塗ると、なんか色が薄いような....(^^ゞ

 拡大するとこんな感じ、隙間の幅は104の板厚分です。

 後ろのアルミフェンスが、透けて見えてらぁ〜(泣)